自動車及び二輪エンジン向けボアピンの製作を行っております。
エンジンブロック鋳造の重要部品であるボアピンには、各メーカー様あらゆる工夫がなされていて、時にはその方案成立に、大変高度な加工品質が求められます。
弊社はそれらのあらゆるニーズに対応する為に、年々、技術を進化させてきました。
L＝500mmを超える超特大サイズのボアピンや表面仕上げに鏡面を用いる場合もございます。
近年、2013年～2014年の実績といたしまして、月産100本を超える月もございました。
年間と致しましては、1000本となっております。
これからもアルミダイカストエンジン製品には欠かせないボアピンは、弊社の目玉製品として高い技術と信頼の加工実績で安心、安価、スピーディーをテーマに進化し続けます。
弊社にはアルミダイカストエンジンブロック用ボアピンの安定した製作のため、一貫した生産が可能な製作ラインがございます。
ボアピン製作に対応可能な中型・大型NC旋盤は10台以上保有致しております。
ダイカスト鋳抜きピン製作で培ったNC旋盤技術は年々進化し続けております。近年ではチャッキング回数を減らす活動を主に、ロングボーリング技術や、アンダーカットボーリング技術も年々進化しており、現在では片側10mm以上のアンダーカットボーリングも可能になりました。
ボアピンに対応できるマシニングセンタも年々充実してまいりました。その保有台数は15台を超え、そのうち4台が横型マシニングセンタとなっております。
ボアピン独特の中心穴ボーリング加工はBTツールを使用しØ50mm×L＝300mmの加工も全く苦に致しません。
また裏側の締付タップは大変重要で、必ず自動機にて安定した加工を行います。先端形状には高速マシニングセンタが対応し、極細Rも問題なく加工できます。
測定は図面測定とともに3次元非接触測定器「A-TOS」を導入し、あらゆる形状を瞬時に測定することが可能です。ユーザー様に絶対的な安心をお届けします。
